タイカ
歌野晶午の短編集を読みました。
「ハッピーエンドにさよならを」
というタイトルなんですけど、もうほんとハッピーエンド無いですね。
11本の短編、全部バッドエンド。笑い。
あーでも面白かった。11本全部面白いと思った。
前に「川に死体のある風景」で読んだ「玉川上死」も収録されてました。
歌野晶午の本はいくつか読んだ事があって、特に「密室殺人ゲーム王手飛車取り」が面白かった記憶があるんですが
この本でまた好きになった感がありますねー。
短編集で全部面白いと思ったのはかなり快挙だと思うんですよねぇ。
次は「葉桜の季節に君を想うということ」を読む予定で借りてるんで楽しみです。
短編集といえば今日は恩田陸の「朝日のようにさわやかに」という短編集も読みました。
その中に会話のみで構成される小説があって、ある程度の長さを書こうとすると台詞が説明的になったりして難しいよなぁと思いました。
私も会話だけで30ページくらい書いてみたいものです。
あーそう言えば。
東野圭吾の「容疑者xの献身」が映画になると知って絶望した!!
ちょ、やめてよマジで。なんなの泣けばいいの。
湯川シリーズがドラマ化されるにあたって「容疑者xだけは頼むからやめてくれ」と念じていたけど届かなかった・・・
あれ私の中ではかなり良作だったんだけど。複雑です。
公開前にもう一度読んでおこうかなぁ。予告CMでも見たら冷めてしまいそうだ。